永遠分の25

25/永遠(eien bunno niju-go)

スカーレット

 

 

”コク”とは,「味,香り,食感に関する複数の刺激で生ずるものであるが,それらがバランスよく与えられ,濃厚感(複雑さ、あつみ:complexity),持続性(lastingness),および広がり(mouthfulness)がある時に感じられる味わいである」*

 

「え,まさに金澤朋子の歌声のことじゃん?」と思ったあなた。固い握手を交わしましょう。

 

私はJuice=Juiceを好きになった時からずっと,「宮崎由加の声はユニゾンの出汁で,金澤朋子の声はユニゾンのコクだ」と思ってきたし,今でもそう思っています。その2人がいなくなって,これからのJuice=Juiceのユニゾンは全く新しい味になるんだろうな。新発売のJJも楽しみではあるけれど,今はまだ,寂しさの方が大きいかな。

 

1ジャンル(ハロプロとか,46とか)につき推しを1人しか作れない習性を持つ宮崎さん推しの私は,金澤さんにちょっとした未練があります。

 

たまたまおすすめに出てきたVivid MidnightのMVを見て宮崎さんに一目惚れしたあの日。実は,宮崎さんが卒業を発表してから数日後というタイミングでした。「好きになった人は,そう遠くないうちに卒業することが決まっている」それはそれはショックでした。まだ始めてもいないのに,何かを失ったように心にぽっかりと穴が開いて。

 

それでも,せっかく出会ったJuice=Juiceだから,別の推しを見つけて応援しようと思い直したのは,大晦日とかそのあたり。自分の今までの趣味からして,年下を推すことはないだろうなと考えた結果,白羽の矢が立ったのが,金澤さんでした。なんか強い系の顔だけど美人だし,ギリ年上だし,いいじゃん!と思って,金澤さん推しになるつもりでJuice=Juiceの動画ウォッチを再開しました。

 

だから私には,実はほんの数日間だけ,金澤朋子推しだった時期が存在します。結局は一目惚れしてしまった宮崎さんの愛くるしさに抗えなくなって,腹を括ったのですが。

 

それでも,宮崎さん推しとしてやっていく中でも,金澤さんは素敵な人で,何かにつけてツイートとかしちゃってました。だから,時々思います。もしも自分が,あのまま金澤さん推しとして生きていたら,どうしていただろう,と。

 

最悪なタイミングで訪れた疫病のせいで,外出や遠征が制限されて。長らく満足に会うこともできなくて。いつかコロナが収まったら必ず会いに行くんだ,と思っていたのに,卒業。悔し泣きじゃ済まないだろうなとか,世の中のすべてを恨んだだろうなとか。未練タラタラ過ぎて,数十年後の老人ホームでも職員さん相手に推しの昔話を繰り返し延々語って聞かせて手あたり次第に迷惑を振りまくヤバめのおばあちゃんに進化してしまいそうとか。むしろ推しの生活圏に生霊送り込んでしまいそうとか。そんなことを想像して,自分のマイナスポテンシャルの半端なさに背筋が寒くなりました。

 

 

それでも。そんな,たとえ生霊を送り込んでしまうレベルの未練を抱えていたって,卒コンで自分で選んだドレスを着て,みんなに見送られる推しの晴れやかな笑顔を前にすれば,一瞬で霧散してしまいます。どんな未練も,後悔も,悲しみも,卒業に向けて美しさに一層の磨きがかかった推しの前では無力で,今まで自分が抱えてきた複雑な感情は全部,オタクの身勝手な思い込みだったんだなと思い知らされるんですよね。

 

私は,2019年に最愛の宮崎由加ちゃんを,そして2020年のコロナ禍真っ只中というときに,ゆかちゃんよりも推していた期間の長いもう一人の最愛である白石麻衣ちゃんを見送りました。これ以上ないくらいに幸せな卒業と,疫病のせいでなかなか思うようにいかず,祝福と寂寥感と未練を等量に含んだような卒業。

その両方を経験して,2021年の今思うのは,「生まれ変わっても,また彼女たちに会いたい」ということ。それに尽きます。そして,そんなにも愛せる推したちに出会えた自分の人生の幸運への感謝。自分の人生,この先全部不幸でも仕方ないな,と思えてしまうくらいの幸せを推したちからもらいました。その思い出が,心の中のぽっかり空いた穴に,ちょうどよくはまって,落ち着いています。

 

 

辞めることはきっと,続けることよりも難しいんだろうなと,25年生きてきた経験則から,なんとなく思います。そんな中で,自分の辞め時を自分で決めて突き進んでいくアイドルはみんな等しく偉大です。

 

”叶えた夢も,果たせなかった約束も,もし正解じゃなくても” **

金澤さんが選んだ道が,きっと一番美しい道なので,自信を持って歩いて行ってください。

卒業おめでとうございます。

 

もし気が向いたら,ゆかちゃんと一緒に,いつか言ってたディナーショーとかやってくださいね。お金を貯めて待っています。

 

(2021.11.24 たぴ)

 

 

*食べ物のおいしさを引き出す「こく」の定義と寄与成分. 太陽化学株式会社. https://www.taiyokagaku.com/lab/column/18/

**『25歳永遠説』歌詞

【企画提案】宮崎由加ちゃんお誕生日おめでとう!!!【やってほしいな】

 

 本日4月2日は目に入れても痛くない大好きな推し・宮崎由加ちゃんのお誕生日です。せっかくブログがあるのだから記事を書こうと思ったのだけれど,普通に書いてもファンレターと同じになってしまってあんまり面白くない。そこで,私が常日頃からあれこれ妄想している「宮崎由加ちゃんにいつかやってほしいこと」をここに書き連ねることにしました。願いは口に出さなきゃ叶わないってゆかちゃんも言ってたもんね。27歳の間とは言わないから,いつかどこかでやってほしいな。それでは早速いってみよ。

 

1.イベントのゲームコーナー編

  • ギネス記録に挑戦してみた:何らかのギネス記録をイベント中に樹立させてほしい。何でもいいけど「そこいく!?」みたいなのやってほしいな。「1分間にウグイス嬢の声で在ラトビア日本国大使館の大使の名前をどれだけ言えるか」とかどうだろう。
  • 使い方が難しい道具をどれだけ使えるか検証:缶切りで缶を開けられるかとか,ソムリエナイフでワイン開けられるかとか,灯油ポンプで液体移し替えられるかとか。ちなみに私はワイン以外やったことありません。
  • 手品に挑戦してみた:ハトとか出してほしい。

 

2.イベントのグッズ編

  • 自分以外のカメラロールに入っている写真で作ったフォトブック:マネージャーやJuice=Juiceの皆さんのカメラロールに眠っているとっておきの宮崎さんの写真を掘り出してきてフォトブック作ってほしい。ルールは「本人のカメラロール使用不可」ということだけ。
  • 写ルンですで撮ったミニフォトブック:前のイベントレポにも書いたんだけどぜひ欲しい。デジタルとは一味ちがうフィルムカメラで撮られたエモい宮崎由加をきっとみんな見たいはず。私は見たい。
  • 卒業してからのソロイベントのDVD:いっそグッズとして受注生産で作って販売しちゃうのはどう?(いいと思う)それでファンは譲歩します。

 

3.動画編(OMAKEチャンネルあたり使えないかな……?)

  • 寝起きドッキリの仕掛け人:ターゲットはJJかBEYOOOOONDSかかりんちゃんでお願いします。水鉄砲とか持って大暴れしてほしい。金澤朋子に仕掛ける場合は顔面に落書きパターンを希望。ゆめりあいに添い寝とか。あーりーは上に乗っかって起こしましょう。
  • 寝起きドッキリのターゲット:推しには甘いので事前予告を可とします。寝起きドッキリを予告された宮崎由加撮れ高をどう計算しどんな行動を取るのか。ガチ寝するのかしないのか。そう,これはまだ誰も知らない宮崎由加の秘められた一面を明らかにする壮大なドキュメンタリーなのである(そうなんだ)。もちろん本人に事前予告なしで素のリアクションを堪能するパターンの寝起きドッキリも大歓迎です。その時は段原レポーターよろしくね。るるちゃんなら許される気がするんだ。
  • ジャケ写イントロかるた:ここで新たなゲームを提案したい。Juice=Juiceの歴代ジャケ写(両A面とかあるやつは各種)をかるたサイズに印刷してばらばらに並べ,イントロクイズを行う。曲を聴いてわかったら場に出されたジャケ写を取る。例えば問題が『25歳永遠説』なら,両A面のひとそれのほうではなく25歳永遠説のジャケ写を取ればOK,といった要領。最後までやって一番多く札(ジャケ写)を持っていた人の勝ち。なにこれすごく面白そう。すぐにでもDVDマガジンの企画にできるね!バスツアーの時とか夜にみんなでやりたい。

  • ジェンガ:ゆるゆるとジェンガをやっているところをOMAKEチャンネルで配信してほしい。「宮崎由加ジェンガ相談室」とかどうだろう。毎回一人をゲストに招き,共にジェンガをプレイしながらゲストの悩みを宮崎先生がゆるっと解決させるコーナー。絶対かわいい。
  • 桃鉄3年決戦ゲーム実況宮崎由加さんのゲーム実況が見たいです。桃鉄ならホラー要素ないし楽しそう。
  • ゆかにゃけん玉クイーンへの道(連載企画):せっかくけん玉検定10級を取得したので,このままコツコツ級を積み重ねていくのを見てみたい。

 

4.小ネタ編Twitterとかに載せてほしい)

  • 「パーティドレスを着て『Fiesta Fiesta』を踊ってみた」撮ってほしい:想像しただけで良すぎて心臓がギュンッッッてなる。絶対に丈の長い衣装で観たいですね。何なら結婚式帰りですか?というくらい思いっきりドレスアップして踊ってほしい。私の細胞を構成する全アミノ酸が喜びます。
  • マシュマロをいくつほっぺたに詰められるか(検証企画):ハム崎さんが見たい。絶対にかわいい。
  • 吹き戻しで遊ぶ宮崎由加さんが見たい:ただ見たいだけです。

 

5.その他

  • 生まれてから10000日バースデーイベントしませんか宮崎由加ちゃんは今年2021年8月18日生まれてからちょうど10000日目を迎えます。そんなメモリアルな日をぜひお祝いしたい。次20000日目となるとゆかちゃん54歳まで待たないといけなくて,それはさすがに遠すぎるので今年お願いします。生まれてから10000日目とか見逃されがちだけど私は気づいた。気づいてしまったからには見逃したくないんだ,頼む。とりあえず細かいことはどうでもいいので絶対して何らかのお祝いイベントしてほしいです。
  • Wikipedia訂正大会:いつかどこかでやってほしい。今後のためにも,Wikipediaの記述を本人公認の情報にアップデートしていきませんか。
  • 滑舌レッスンのその後はどうなりましたか(質問)

 

 昨日バースデーイベントのグッズが公開されましたが,ピンクと黄色で構成された世界が解釈一致すぎて,27歳の宮崎由加ちゃんも楽しみで仕方なくなりました。一年ぶりイベントあたりから甘めに回帰しつつある(?)ゆかちゃん個人的に大好物です。

 椎名林檎も曲中で引用している,マザーグースの有名な一節に「女の子はお砂糖とスパイスと素敵な何かで出来ている」というのがありますが,フェミニズム的な意図なく言うと,これ思いっきりゆかちゃんのことだなと思っています。あまくて愛くるしいお砂糖のなかにほんの少しスパイスが混ざっている。でもそのスパイスは一種類ではなくて,シナモンだったりローズマリーだったり,いろんな風味がちょっとずつ混ざっている感じ。その複雑さが,宮崎由加宮崎由加たらしめているのかな,などと考えたり。

 20代も後半になって,可愛いのなかに「大人」というスパイスが足された宮崎由加のこれからには期待しかないし,その天井知らずの可愛さをこの一年も至る所で思う存分発揮してほしいなと思っています。

 それでは今日はこの辺で。私はこれから推しの卒コンのBlu-ray(本編)を視聴してきます。最後になりましたが,宮崎由加さん

お誕生日おめでとうございます!!!

 

良き一年を!

 

2021.4.2 たぴ(@myk_j_j)

 

item.rakuten.co.jp

吹き戻し。

【考察】『25歳永遠説』の女は『私がオバさんになっても』の女の娘ではないか

 (※このブログに書かれていることはすべて個人の感想です。)

 

 昨日私は世紀の大発見をしてしまった。以下のツイートである。

 

 バースデーイベントも当たったし,25歳永遠説でも聴きながら帰ろうかなと思い立った私は,早速ADIRAのリュックの底からイヤホンを手繰り寄せてBluetoothで接続しつつiTunesからタイトルを呼び出した。お馴染みのあのイントロが流れ始めた瞬間,不意にこの仮説が俊足で脳内を横切っていったのである。私は雷に打たれたような衝撃を受けた。……ちょっと盛ったかもしれない。だが,真冬にセーターを着て車のドアを触った時や罰ゲームのビリビリペンをノックした時よりは確実に強い衝撃を受けた。なるほど。そうかもしれない。いや,きっとそうに違いない。

【『25歳永遠説』の女は『私がオバさんになっても』の女の娘なのではないか】

 

 考えれば考えるほどしっくりくる。確かに『25歳永遠説』の主人公のあの自己肯定感の高さは,周りから愛情を目一杯注がれて育ったが故のそれだし,『私がオバさんになっても』ママは自己肯定感が常にMAXの愛され上手な娘を育てそうである。25歳永遠説ちゃん(仮)のお父さんは『らいおんハート』の彼かもしれない。「いつかもし子どもが生まれたら 世界で二番目に好きだと話そう」「君もやがてきっと巡り合う 君のママに出会った僕のようにね」とか言っちゃうお父さん。絶対イケメン紳士だし(木村拓哉の顔面で想像しています),日々花に水をやるように奥さんを愛するパパと,旦那さんに愛されている自信しかない自己肯定感チョモランマ級の可愛いママの元に生まれ,これでもかと愛情を注がれて育った女の子──『25歳永遠説』概念そのものである。

 

 個人的に,『25歳永遠説』の歌詞はこの世のあらゆる幸福の見本市だと思っている。ママになった地元の子や転職中(ということは都会でバリバリ働いているのかな)のあの子など,ふとしたときに顔が思い浮かぶ友達がいる幸福。彼女の中で「いい思い出」として保存されている恋の記憶。「あざとい」と揶揄されるほどに愛された経験と,投げかけられたその言葉をさらりと躱せる心の余裕。次の季節が迫りくるセンチメンタルを「どんなものを着よう」という高揚感で塗り替えられるしなやかさ。愛されて育った彼女はたくさんの愛を知っているので,日常に転がる何でもない顔をしたそれらがしあわせであることに気づくことができる。しあわせに気づけることは自己肯定感の向上とその維持につながり,そしてそれは,この歌詞が宛て書きされた宮崎由加のアイドル・タレントとしてのイメージとも一致する。

 

 『25歳永遠説』という曲が持つ「最高に幸せな輝きの中にふっと咲く鮮やかな寂寥感」は,〈卒業するこの曲のセンターとそれを送り出す仲間たちの関係性〉が滲み出ているというだけでなく,歌っている彼女たちと〈歌詞の中で描かれた主人公の人格や価値観〉との相乗効果によって醸し出されているのではないだろうか。

 

 ……などと考えに耽っていたところ電車を乗り過ごした。放っておくとすぐ「25歳永遠説論」について考察し始めてしまうのが悪い癖なのだが,曲の歌詞に描かれた人格から関係性を想像するのはとても楽しいのである。25歳永遠説ちゃんが将来結婚する人はSMAPの『Simple』の彼か平井堅の『いつか離れる日が来ても』の彼であってほしい。とにかく25歳永遠説ちゃんはヒロイン属性を盛られすぎているので学生時代は絶対にクラスのマドンナだったし,その輝きで透明人間を何人か救っていると思う*1

 

『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?』の歌詞の女の子はきっと25歳永遠説ちゃんの2学年下だと思う。ひとそれちゃんの好きな人の好きな人が25歳永遠説先輩だったので,ひとそれちゃんは勝手に永遠説先輩にジェラシーを向けていそう。私の解釈では,ひとそれちゃんは「少しヤワな子」を揶揄しているけれど本当にジェラシーを向けていたのは25歳永遠説ちゃんで,そういう意味で背中合わせの両A面なのかなと思っている。

「少しヤワな子」に牙をむくのは「永遠説先輩は分かるとしても,なんであのか弱いだけの子が愛されるの?意味わかんない」というやっかみなのではないだろうか(少しヤワなモブちゃんはとばっちり)。ひとそれちゃんが本当になりたかったのは「ひとりで生きられないか弱い子」ではなく「ひとりでも生きられるけれど周りに放っておかれない子」で,それはつまり25歳永遠説先輩そのものである。彼女のことは校舎ですれ違っても直視できずに素っ気ない態度を抱いていたけれど,いつしか嫉妬と同じ大きさの憧れも抱いていたことに自分では気づいていなかったひとそれちゃんはきっといるし,卒業式では好きだった先輩よりも恋敵だったはずの永遠説先輩のことを思って人知れず涙をこぼしていそうな,不器用で愛おしいひとそれちゃん。そんなひとそれちゃんのお母さんは中島みゆきの『誕生』さんじゃないかな。

 

 高校を卒業した25歳永遠説ちゃんは大学で同期の『素直に甘えて』さんと出会って意気投合しそう。傍から見れば絶対に交わらなさそうな組み合わせなので「なんであの二人仲良いんだろ」と不思議に思われているけれど,本質的な価値観が似ていて就職した今でも月一で会って飲んだり休暇合わせて海外旅行したりするくらいには仲が良い。25歳永遠説ちゃんは酔うと面倒なタイプなので,いつも介抱させられる素直に甘えてさん(アルコールにやたらと強い)の口癖は「酔いたい」。素直に甘えてさんの大学時代のアルバイト先は港区のお高めレストランのバーカウンターで,自宅にも本格的なシェイカーやグラスやリキュールなんかが揃っていそう。カラオケの十八番は椎名林檎の『丸の内サディスティック』。

 25歳永遠説ちゃんと素直に甘えてさんの飲み会にたまに参加する『Fiesta Fiesta』さんは甘えてさんのかつてのバイト先の先輩だったりするのかもしれない。冬になると甘えてさんの自宅で鍋パをする3人。ちなみにFiestaさんは国際線の客室乗務員なので世界を飛び回るバリキャリで各地に男がいそう。お酒が入ると偏差値が5になるので「外面だけの女」と甘えてさんに常々罵られていたり。

 

他にも

  • 25歳永遠説ちゃんは就活のOG訪問を依頼されて知り合った女子大生『アレコレしたい』ちゃんに懐かれていそう
  • アレコレしたいちゃんのバイト先はきっとスターバックス
  • 同じバイト先に世界重い女選手権全日本代表選考の『ポツリと。』さんと,都会生まれ都会育ちの憂鬱系キャピキャピ女子『Vivid Midnight』さんがいて,3人でシフト終わりに遊んでいる
  • 「もう帰らなきゃっていう台詞は帰りたくないって意味なのに」と持ち前の重さを遺憾なく発揮するポツリとさんを「ほらそういうとこ。自覚ある?」と容赦なく切り捨てるビビナイちゃんの横で,アレコレしたいちゃんは阿里山烏龍ミルクティータピオカ入りを満足そうに飲むだけ

のようなことをいろんな曲で妄想して楽しんでいる。人物描写や心情描写が中心の曲なら人間関係の繋がりで妄想できるし,情景描写が多く含まれる曲の場合は地図を作ってみるのも楽しそうである。あっという間に時間が溶けるので,暇で暇で仕方ないときや眠れない夜などに試してみてほしい。

 

 

 2019年から同じこと言ってた

 

 

youtu.be

発売されてから2年近く経つけれど全く飽きない,むしろ聴けば聴くほど新たな解釈を見せてくれる宝石のような曲。

 

 

(※このブログに書かれていることはすべて個人の感想です。)

*1:これは宮崎由加さんが学生時代クラスのあまり目立たない男の子に彼が返してくれるまで挨拶し続けていたというエピソードに由来します。

【勝手に】ゆかにゃベストツイートアワード2020

2020年に宮崎由加ちゃんが投稿したツイートの中から,独断と偏見で好きなものをまとめてみました。大賞・各部門賞それぞれ選考理由とともに発表します。

 

 

【好きな画像部門 優秀作品賞】

 

選考理由

 

 選考理由

  • 顔がタイプすぎる
  • 黒スウェットにストレートロングヘアの破壊力
  • メリークリスマス

 

 選考理由

  • 2枚目,どや顔を決めきれず笑ってしまうゆかちゃんの愛らしさ
  • こんなに愛くるしい社長がいたら無駄に休日出勤してしまいそう
  • ファーストクラスに乗っても機内設備堪能することなく即寝しそう

 

 選考理由

  • 宮崎さんが「金澤さんとツーショ撮るときの宮崎さん」の顔をしている
  • 抜群の安定感
  • 関係性部門と迷ったがシンプルに画像が好きすぎるのでこちらに

 

 

【好きな動画部門 優秀作品賞】

 

 選考理由

  • とにかく圧倒的に好きな顔
  • 一生懸命しゃべっているゆかちゃんの小動物感◎
  • この下にビヨーンズTシャツを仕込んでいるという狂気

 

 選考理由

  • 年上の後輩ゆかにゃがかわいい
  • 工藤遥さんがチャラい
  • 工藤さんちょっとそこ変わって

 

 

【関係性部門 優秀作品賞】

 

  • 一緒に活動していなかった年下の後輩やふたこにイジられる宮崎さん
  • 「宮崎さんはたぶん怒らないし何なら面白がってくれそう」とやふたこに思われている宮崎さんの優しいお姉さん感
  • 宮崎さんに遊んでもらいたいやふたこという構図の可愛さ

 

 選考理由

  • Twitterで気軽に金澤朋子を呼びつける宮崎さんと,気軽に呼びつけられる金澤さんという関係性
  • わりとすぐ繋がれたようで,集合の速い金澤さん(ちょろい)
  • その後も何度かTwitterで金澤さんを呼び出す宮崎さん

 

 選考理由

 

 

【甘やかされ部門 優秀作品賞】

 

選考理由

  • スタッフさんに甘やかされている
  • クイズに正解しなくてもお菓子をくれるmパレの福利厚生への感謝
  • パーカー女子かわいい

 

 選考理由

  • 宮崎さんを甘やかしてくれることにおいて他の追随を許さない信頼と実績のTBSラジオ
  • 池田めぐみさんとしゃべる時のほわほわ妹ゆかにゃの可愛さ

 

以上,各部門賞の発表でした。ここからは大賞と審査員特別賞(次点)を発表します。

部門賞ではそれぞれの要素に特化したツイートを選出しましたが,大賞では「画像の可愛さ」「テキストの可愛さ」「Twitterらしさ」「宮崎由加らしさ」の各要素を総合的に評価し,次のツイートに決定いたしました。こちら!!!

 

 

【ゆかにゃベストツイートアワード 大賞】

 

 選考理由

  • 「身長が伸びていた」という報告がまずかわいい
  • 文面から伝わる興奮,喜びの表現のみずみずしさがすごい
  • 本文と1ミクロも関係ないけど画像が可愛すぎる
  • うさぎ需要
  • お顔がひたすらに可愛い(ゆかちゃんの中でも好きな顔)
  • その後のオチ(ツリー参照)も含めてエピソード全体がとにかく愛おしい
  • これぞ宮崎由加の真骨頂

 

 

そして惜しくも大賞受賞を逃してしまいましたが,最後まで迷ったこの名ツイートには,審査員特別賞を贈ります。それがこちら。

 

【次点 審査員特別賞】

 

 選考理由

  • 「一回部屋が終わって(滅亡とかのほう)」という表現が字面含めたまらなく愛おしい
  • #筋肉痛 の切れ味の良さ
  • 内容と全く関係のない画像がただただかわいい
  • 模様替えがんばったね

 

2020年,そのツイートの愛らしさやゆかにゃらしさでTLを彩ってくれた宮崎さん。2021年も宮崎さんのTwitterに注目ですね。

2020年の宮崎由加ちゃんの活躍を振り返る回

 

2020年もあと少し。

そして今日,12/24といえば,宮崎由加ちゃんの27回目のお誕生日まであと100日を切った節目の日(つまりあと99日)。

 

ということで,2020年の宮崎由加ちゃんの活躍を,ずらっとここに書き記してみた。FCイベントでも 忘れられていた 紹介されなかったトピックも記憶の底から拾い上げておいたので,「そういえばこんなことあったな」と思い出すアクティビティに活用して頂きたい。

(なお,ご本人のSNSや私の個人的なメモなどを参照しているため,日付等に間違いがあるかもしれません。)

 

2020年1~3月

  • カウントダウンコンサートMC抜擢&ゲスト出演(2019/12/31)
  • 初の冠ソロラジオ宮崎由加のPinky Friday」放送開始(2020/1/3〜)
  • ハロコン MCアシスタント(2020/1/4〜)
  • AnMILLE春モデル続投決定(2020/1/8)
  • 宮崎由加的石川旅」始動(2020/1/20)
  • ヤングタウン土曜日OG女子会出演(2020/2/1)
  • ハロプロのお仕事チャレンジ!2」ナレーション出演(2020/2/13〜)
  • ヤングタウン土曜日出演(2020/3/14)
  • 「届け!防災VOICE~知って備える!北陸の津波~」出演(2020/3/15)

 

2020年4~6月

  • ADIRAプロデューサー就任発表(2020/4/1〜)
  • いしかわ観光特使 就任(2020/4/2〜)
  • かほく市ふるさと大使 就任(2020/4/2〜)
  • TBS「ふるさとの未来」レギュラー出演(放送開始2020/4/2〜)
  • ADIRA通販サイトオープン(2020/4/7〜)
  • TBSラジオFine‼︎「めぐみの日本全国旅し隊」特命隊員任命(2020/4/9〜8/27)
  • 東京2020スペシャルサポーター 「あと100日」動画参加(2020/4)
  • アップフロントテレワーク合唱に参加(2020/5)
  • 金澤朋子のVivid Midnight」ゲスト出演(番組初のゲスト)(2020/6/13、2020/6/20)

※「ADIRA」の語源はヘブライ語で”強い意志を持つ”という意味の女性の名前だそう。

 

2020年7~9月

  • TOKYO MX「うたなび!」にて月1冠コーナー宮崎由加のなびから始まるストーリー!」開始(2020/7/13〜)
  • 「ハロー!アニソン部」加入(2020/7/21)
  • ADIRA 初のPOP UP STORE(2020/7/24〜7/25)
  • ハロプロ研修生実力診断テスト ゲスト審査員として出演(2020/7/26)
  • 飯窪人狼DX出演(2020/8/8)
  • ハロコンMC出演(2020/8)
  • テレビ金沢24時間テレビCMキャラクターに任命(2020/8〜8/23)
  • テレビ金沢24時間テレビ出演(2020/8/22〜8/23)
  • 飯窪人狼DX2出演(2020/9/13)
  • TBSラジオ 「山形純菜 プレシャスサンデー」ゲスト出演(2020/9/27)
  • Top Yell Neoにて研修生実力診断テスト審査員としてのロングインタビュー掲載(2020/9/29)

 

2020年10~12月

  • TBSラジオ宮崎由加のMusic Palette♪」スタート(2020/10/3〜)
  • ADIRA POP UP STORE in阪急うめだ(2020/11/18〜11/24)
  • KANさんの17thアルバム「23歳」にウィスパーボイスで参加(2020/11/25)
  • ADIRA POP UP STORE in原宿(2020/11/28〜11/29)
  • 宮崎由加FCイベント2020〜みんな!1年ぶり!!〜」開催でかわいさが爆発してしまう(2020/12/5)
  • FCイベントグッズ販売開始、かわいい(2020/12/5)
  • となりのテレ金ちゃんにて新企画開始(2020/12/16〜)
  • FCイベント配信(2020/12/17〜2020/12/20)
  • 飯窪人狼DX3出演。ピンクの猫耳サンタとツノ着脱式のもふもふトナカイの物語。(2020/12/20)
  • 27th Birthdayまであと100日(2020/12/23)
  • ハロープロジェクトカウコンMC出演(2020/12/31)

 

 振り返ってみてわかる,そのすごさ。アイドルを卒業しても変わらない,否,むしろアイドル時代以上に多彩な活躍を見せてくれる宮崎由加に,釘付けの1年だった。すごかった。とにかく今年の宮崎由加はすごかった。それしか言えない。

 

 「卒業はプロセス」とはよく言われるけれど,本当に卒業を「プロセス」にできるアイドルって実はそんなに多くないように思う。卒業した後,アイドル時代に培った人脈,経験値や,自分のために使えるようになった時間なんかを生かして,アイドル時代以上に活躍の場を広げていく。なかなかできることじゃない,ということだけは,芸能界の事情など露ほども知らない私でさえわかる。それを,あの愛くるしい見た目で軽々とやってのけている(ように見せてしまう)推しメン……さては前世で天使とかやってたな?

 

 もちろん,見えないところで計り知れないほどの努力を積み重ねているのだと思う。ラジオひとつ聴くだけでも,それは伝わってくる。ちょっと頑張りすぎじゃない?忙しすぎじゃない?とすら,思ってしまう時もある。でも,その推しメンの陰の努力の全貌を,きっと形にしたら私達ファンの力じゃ抱えきれないほどの,多大な努力の全貌を,推しメンは見せようとしないから。

 だから,ファンは,我々にも見えるところまで推しメンが磨いてくれた努力の結晶を,「ありがとう」って思いながら享受する。「数」で推しメンを応援できるように,SNSにコメントする。ラジオにメールを出す。雑誌に出たら,アンケートを書く。有象無象の中の一点として,微力でも推しの背中を押すことが出来たら。そんな気持ちで,2021年も,その先も,オタクをやっていきたいと思う。

 

 未曾有の感染症によって全世界が困難に見舞われた2020年において,これだけたくさんの「嬉しいお知らせ」を私達ファンに手渡してくれた宮崎由加は,その存在そのものが”希望”なのだと,改めて実感した一年だった。

 

 推しメン,今年も一年ありがとう。来年も身体に気を付けて,好きなこといっぱいして,笑顔で過ごしてください。

 

 

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26歳のお誕生日を迎えたときのゆかちゃんのInstagram

 

宮崎由加ちゃんのFCイベントに行ってきた【感想】

2020年12月5日

横浜ランドマークホールにて行われた宮崎由加ちゃんのFCイベントに行ってきたので備忘録兼ねて感想を書きます。

 

1.はじめに

 兎にも角にも,全体的にこの日のゆかちゃんは良家のお嬢様感とお人形さん感が強くて,おそらくゆかにゃ推しじゃなくても一撃必殺で恋落ちせざるを得ない可愛さだったと記憶している。1公演目は4列目で観られたので,すぐそばの檀上でふわふわきらきらしているガチ恋ゆかにゃの愛くるしさに溺れっぱなしの1時間だった。

 一方,2公演目はFC席の最後列だったので,肉眼では小さなお顔をはっきり拝むことはできなかったが,オペラグラス越しに間近で見た推しメンのお顔がシンプルにかわいすぎて……内心「えーーーー,そんなかわいいことある?人間が?嘘でしょ?」を数えきれないくらい叫んでいた。ボディビル大会で「肩にメロン乗ってるよ!!!」などと叫びたくなるギャラリーの気持ちがわかったかもしれない。5ミリくらい。とにかく,

好きです宮崎由加ちゃん(告白)

 

 

2.衣装・ヘアスタイルについて

 出てきた瞬間,「あ,恋だ」と思った。恋の具現化というか,寧ろ“恋”の概念そのものが服を着て飛び出してきた感じ。

 【深紅のベルベットのリボンと白いレースのリボン】を重ねて,【ゆるふわに巻かれた長い髪を高い位置できちんとまとめたポニーテール】に乗せた王道ヘアスタイル。動くたびにポニーテールがるんるんと揺れて,そのたびに星屑を振りまいているような可愛さだった。

 メイクはいつものゆかちゃん。しいて言うならリップが少し濃い赤で,落ちにくいライブ仕様なのかなといった感じ。嘘かもしれない。メイクに明るくないので信じないでほしい。こんなかんじ(参照:宮崎由加公式Instagram

 

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 お召し物は,【白いレースのインナー】に【花柄の膝下丈ワンピース】,それから【レースの白ソックス】に【黒の紐付きのミュール乃至はバブーシュ(あるいは私のまだ知らない新たなジャンルの履物かもしれない靴)】というザ・お嬢様スタイルでかわいい指数がカンストしていた。ワンピースは胸元に同じ柄の大きなリボンが鎮座。写真で見るよりも生で見たほうが胸元リボンの印象が強くて,こんなに甘々ガーリーに振り切ったゆかにゃ久々に見た気がする。あまりの感動に私の中の小田和正が言葉にできないを熱唱していたと思う。多分嘘。とにかくもう出てきた瞬間からハイライト。それからずっとハイライトで,マークアップしなくていい瞬間がなくて,これ受験科目宮崎由加の参考書じゃなくて本当によかったと心から安堵したことをよく覚えている(何の話だろう)。お召し物の詳細についても宮崎由加公式Instagramを参照されたい。

https://www.instagram.com/p/CIhbteJJ-Fy/

 

 

3.トークについて

 ディズニーに行った話をしたいけれど,「ディズニー」という固有名詞を出していいのか悩むゆかちゃん。が,悩みつつも次の瞬間には「ディズニーランド」と口走ってケイタスズキに突っ込まれること3回(多分)。それだけでも可愛いのに,加えてゆかちゃんが言いたかったのはおそらくランドではなく”シー”の方という……

 

 最後まで間違えて「ディズニーランド」と言い続けてしまう天然さも含めて宮崎由加宮崎由加たる所以が凝縮された,パーフェクトにかわいいオープニングトークであった。ご本人はそのくだり全部カットしてほしそうにしていたけれど,ぜひとも全編ノーカットでお送りしてほしいものである。

 

 メインのコーナーは,「2020年を振り返ろう」と題して宮崎由加の2020年の歩みを概観しつつマネージャー視点のクイズを出題するといったものだった。後ろのスクリーンに表示される各月の写真に時折言及しながらクイズに全力で挑む推しメンはもちろん可愛さ1億点満点だったが,特筆すべきは2020年の彼女の活躍ぶりである。以下にざっと記録する。

 

  • 1月:FM石川にてソロラジオ『Pinky Friday』開始。曰く,「改変期でも何でもないのに突然始まった」とのこと。かわいい。
  • 1月:OMAKEチャンネルにて『宮崎由加的石川旅』開始。この動画ではユニフォーム的な感覚でいつも同じ服を着ていたが,ファンに「ゆかちゃん何本撮りしたの?」と聞かれてしまったそう。「まとめ撮りじゃないよ」とのこと。
  • 2月:いしかわ観光特使の就任。あれ2月だったんだ……おたくが知ったのは4月頃だよね。
  • 3月:洋服を改めて勉強する(ADIRAにむけて)
  • 4月:かほく市ふるさと大使就任。
  • 4月:ADIRAプロデューサー就任。ブランドを超えた会社の会議にも参加しているらしいゆかちゃん。最初は上の人たちが使う専門用語が分からず必死に調べたり聞いたりして勉強したそう。えらいの一言に尽きる。
  • 5月:おうちで石川旅を撮り始める。機材のセットや撮影の準備が大変で,ほぼ1日がかりでやっているらしい。おたくはもっと有難がって拝聴しなければならない。
  • 7月:ADIRA POP UP STORE
  • 8月:24時間テレビのCMに出演。石川県の日テレ枠でじゃんじゃん流れまくっていたらしい。あとCM撮影の時に着用していたボトムスがアナウンサーさんみたいで緊張したとゆかちゃん。どうしてそんなにかわいいのか。
  • 10月:Music Palette♪放送開始。TBSラジオの2時間番組と聞いてそのすごさに驚くケイダスズキ。と,知ってはいたけど改めて推しメンのすごさを認識する会場一同。観光特使の名詞をmパレのゲストに渡したいゆかちゃん。
  • 11月:大阪と原宿でADIRA POP UP STORE
  • 12月:FCイベント

 

 これだけでもすごいのに,ゆかちゃんに思い出されなかったトピックとして

 

「ラジオFine!月一準レギュラー就任」

「うたなび準レギュラー」

「ふるさとの未来レギュラー」

ハロコンMC」

「飯窪人狼DX初回以来連続出演」

 

等々が挙げられ,活躍はとどまるところを知らない。

 

 占いでは,ゆかちゃんの2020年はあまり良い結果が出なかったそう。確かにバースデーイベントが延期⇒中止になってしまったり,せっかくの地上波レギュラー「ふるさとの未来」が途中収録できなくなったりと,なかなかの不運に見舞われた年でもあった。それでいてもこの活躍なのだから,宮崎由加ちゃんの個の力,それから夢を形にする力,好きを仕事に繋げる努力に驚かされるばかりである。

 

 今年の年末もカウントダウンコンサートでMCを務めることが決定していて,1年の最後の日までファンを楽しませてくれるゆかちゃん。今年も一年ありがとう。あなたを応援できて幸せでした。来年もよろしくね。さらなるご活躍をお祈りしています。

 

 

4.お歌について

 両公演ともガチ恋特化型の選曲だったなという印象。とりあえず『微炭酸 バラードver.』が良すぎてそのことしか考えられない魔法にかかっている。『微炭酸』の切ない歌詞に消えてしまいそうな“儚さ”をプラスする,宮崎由加透き通ったエンジェルボイス。凍えてしまいそうな寒い冬の夜,かじかんだ掌と心を,自販機で買った微炭酸は温めてくれない。炭酸が胸につかえて一気に飲み干せないサイダー,そのもどかしさがこの片想いと重なって,不意に涙がこぼれる。出遅れた恋はやっぱり君に追いつけなかった──みたいな冬のショートストーリー,主演・宮崎由加はHuluでいつ配信されますか。

 

 そして,たぶん歌うだろうなと思っていた『25歳永遠説』が歌われなかった驚き。25歳永遠説といえば,今や「宮崎由加のテーマソング」,として認知されているといっても過言ではない。2019-2020年カウコン2部で宮崎さんがゲスト出演したJuice=Juiceのステージでも,当然のように選曲された。宮崎さんにとっても歌いなれた曲だったはずの『25歳永遠説』を,自身のFCイベで歌わないという選択肢があったことに、個人的には驚いた。

 

 でも,そうか。考えてみれば,26歳になった宮崎由加の『25歳永遠説』を聴いたことがない。『25歳永遠説』を歌うのは25歳の間だけ,という宮崎さんの中のこだわりがあったのかもしれない。今回も絶対に歌うと考えていただけに,私はまだまだ推しのことを何も理解できていないのだな,と思い知らされた。

 

 とはいえ,『25歳永遠説』といえば宮崎由加宮崎由加といえば『25歳永遠説』である。この曲を次に彼女が歌う時,どのような意味をもって歌われるのか。その答えを受け取れる日が,今から楽しみで仕方ない。個人的には,40歳になったゆかちゃんの『25歳永遠説』を絶対に聴きたいし,私は『如雨露』を一度も生で聴けずに終わってしまったので,ぜひゆかちゃんに歌ってほしい。あとは,東京事変の『群青日和』とか。ゆかちゃんにロックやってもらいたさ、あるよね(わかる)。それから山本彩の『喝采』も聴きたいな。中島みゆきの『麦の唄』をゆかちゃんに歌われたら泣いちゃう自信あるし。妄想は尽きない。

 

 

5.その他

 とにかくこれ以上ないほど最高のステージだったので必ず絶対,明日地球が滅んでもDVD化してほしいです。2枚組で,2枚目には特典映像として石川県のお土産選びVTRをフルで収録していただきたい。

 それから2公演目の冒頭,フライングで登場してしまった愛らしすぎる推しの姿も何度でも見たいのでぜひ。今年はバースデーイベント中止になっちゃったし,たった1回のFCイベくらい円盤化してよと言いたい。配信もあるけどそれはそれでしょう。というか,配信で稼いでDVDでも稼げるんだからいいじゃん,おいしいでしょ?ね?ね?(必死)

 

 FCイベントに参加した宮崎由加推しの皆々様はアンケートを書くとき,もしよかったら「DVD化お願いします」の一言をどこかに忍ばせていただきたいです。何卒。

 

 アンケート,今回もたくさん書いたなあ。前回,FCイベのアンケートで「ゆかちゃんにGo pro持たせて旅させてほしい」みたいなこと書いた。そうしたら,宮崎由加的石川旅がきたので,これはもしかして……?と都合よく自惚れることにしている。FCイベのアンケートって、書けば書くほど願望がかなう魔法のアンケートだったりするのかな。だったらいいな。すてき。

 

 これはアンケートにも書いたのだけれど,ゆかちゃんのマネージャーが持っているオフショをまとめてフォトブックとして発売してほしい。野生のゆかにゃが見られる貴重なコンテンツだと思うの。このアイディア,タダでいいので叶えてください偉い人。それからフォトブック系でいえば,「写ルンです」で撮影したエモエモ映りのゆかにゃのミニ写真集とかほしいな。絶対可愛い。

 

絶対可愛い。(かみしめるように)

 

 ということで,イベントの感想なのに長々と失礼しました。やっぱファンブログ書くの難しいな。ブログ毎日書いてるアイドルほんとすごい。もれなくみんなおいしいご飯食べて暖かい布団で眠ってほしいな。 

 

 本当に可愛い......

 

2020/12/9 たぴ(@myk_j_j)